SA-CCRカリキュレーター

エクセル版SA-CCRカリキュレーターを使えば、クレジット・リスクを標準的な手法で計算できます。
ご自身の計算の検証
SA-CCRへ移行した場合のインパクトの計測
トレードのWhat-if分析に利用可能です。

非クリアリング・デリバティブ取引のマージン

非クリアリングについての当初証拠金(IM)に係るルール(UMR)がスタートして1年経過した。
ISDAマージン・サーベイ2017は、IMについて差入れ・差出し額のスナップショットを公表している。
上記は2017年3月31日時点で、いわゆるフェーズ1対象金融機関の間でのやりとりで、それぞれ、472億米ドル(ドル)、466億ドルとなっている。

マイクロ・サービス: ISDA SIMM センシティビティ・カリキュレーター

ClarusのAPIにはSIMMのセンシティビティを計算する関数があり、FpMLやCSVトレード・リスト・ファイルを含む多くのフォーマットが利用可能だ。
計算結果はISDA SIMM CRIFファイル・フォーマットに出力される
関数は一般的な言語、すなわちPython、R、C++、Julia、Java等の言語で実行可能だ

マイクロ・サービス: FRTB モデリング・リスク・ファクターズ

FRTB規制は、ノン・モデラブルなリスク・ファクターは、キャピタルチャージにおいて、ストレス時のアドオンを賦課することを明示している
リスク・ファクターをモデラブルとするためには、持続的に利用可能であるリアル・プライスであるかどうかのテストにパスしなければならない

FRTB モデラブルとノン・モデラブルなリスク・ファクター

以前の私のブログ、FRTB 内部モデルと標準アプローチに続いて、内部モデル・アプローチのある特定の部分をフォーカスしたいと思う。すなわち、全てのリスク・ファクターが、モデラブルとノン・モデラブルに分類されて、ノン・モデラブルなリスク・ファクターはより高い資本賦課がなされると言う点についてだ。

FRTB ‐デフォルト・リスク・チャージ

先般の私の記事Fundamental Review of the Trading Book および Internal Models Standardized Approachに続くかたちで、標準的手法で要請されている市場リスク資本、すなわちデフォルト・リスク・チャージ(DRC)の構成要素について見たいと思っていた。

クリアード・スワップの証拠金に係るバッファーの見積もり

中央清算機関(CCP)とクリアリング・メンバー(メンバー)との間で行われる、或いはメンバーとクライアントで行われる、日々の変動証拠金(VM)のフローはかなり大きなものとなっている。例えば、LCHの公表しているCPMI-IOSCO Disclosuresは、メンバーからCCPに支払われる1日の変動証拠金の総額は160億ドル!となっている。

ISDA SIMM マルチ・カレンシー・ポートフォリオ

ISDA SIMMを使ったIMの計算をマルチ・カレンシー・ポートフォリオで見てみよう
ISDA SIMMでは、異なる通貨間のセンシティビティの合算には、相関係数として27%が指定されている
クリアーとアン・クリアーから生じる証拠金額の差異は、リスク・プロファイルに依存することが解った

ISDA SIMMをExcelで計算する

ISDA SIMM の方法書を見てみよう
金利商品について、ISDA SIMMに従って当初証拠金(IM)を計算するためのExcelスプレッドシートをつくりたい
そして、ISDA SIMMまたは中央清算における、単独トレードとポートフォリオに関するIMの計算について概略をのべる